山口航

1978

東京生まれ

2001

東北芸術工科大学デザイン工学部情報デザイン学科映像コース（現映像学科）卒

Web、DTP、グラフィックを中心にデザイナーとして活動中

デザイナーは、制作物の素材やサイズ、納期や予算といった物質的な面、果てはプロジェクトメンバー内の地位やクライアントの性格に至るまで、様々な制約の中で物を作っています。

今回の展示でも、アーティストでは無くデザイナーとしての出品ということで、

１）素材や形状等で、デザインに制限を設ける事
２）鑑賞のみで無く、実用できる物である事

の２点を自身への制約として作品を制作しました。

そんなわけでスケートボードで使用するデッキを作ってみたのですが、横幅7.5インチ長さ31インチの変則的なサイズ、両端のキック（反り）、トラックというパーツを取り付ける穴の存在や、実際の使用時にどう見えるのか等、考えなくてはいけない事が多く、デッキというのは予想以上に面白い素材でした。