原田和男「シデロ イホス・鉄の響」

9/28(水) - 10/9(日) 12:00 - 19:00(最終日17:00まで) 10/3(月)休廊
展示風景
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ΣΙΔΕΡΟ ΗΧΟΣ シデロ イホス 鉄の響・・・とは

鉄の楽器・「木製」であるスリットドラムを「鉄」で作った 聴いた事の無い心地よい響きだった、鉄の一体構造、高低の振動が混在し「干渉」が起こり心地よい響きが生まれる この構造の形を変え 様々な形状、多種の響きが生まれた

この構造の名称をギリシャ語で[ΣΙΔΕΡΟ ΗΧΟΣ]シデロ イホス「鉄の響」と名付けた。

美術館での展示することがあり 搬入する車を運転しながら「美術館」に「楽器」、半信半疑だったが 観る人自身が直接触れて「響き」を聴いて笑顔になる様子を間近に視て これは絵画 彫刻でも同じではないかと思った、手でこそ触れないが 観る事で「響く」 それは響き合える感性と作品との出会いだ

この経験から作品が「芸術」であるのではなく 観覧者に生まれる「響き」これが「芸術」という価値観ではないかと思った

これら鉄の造形と 視えないが 響きを「音響彫刻」と呼ぶことにした
原田和男略歴
1951
東京都に生まれる。
1977
東京藝術大学美術学部工芸科鍛金専攻卒業。
1987
ΣΙΔΕΡΟ ΗΧΟΣ シデロ イホス 鉄の響 鉄の楽器製作開始。
1988
武満徹プロデュースによるNew York Festival of Artsでシデロイホスが演奏される
1993
「パリ日本文化祭」に参加 France Paris ユネスコセンター
2001
コンピエーニュ市文化センターにてギャラリーコンサート France
2004
安曇野ちひろ美術館にて個展
2006
川越市美術館で「タッチ アート!体感する美術展」に出品
兵庫県立美術館にて 個展「美術の中のかたち−手で見る造形」
2007
横浜美術館アートギャラリーにて個展
茅ヶ崎市美術館にて個展
2010
横須賀美術館「ΚΗΠΟΣ ΗΧΟΣ キポス イホス 庭・響」
2011
横浜赤レンガ倉庫20 ー次元を超えてー
予告・11月3日〜6日・安曇野スタイル赤沼家・長野県穂高
ギャラリーKINGYO コンサート&ワークショップ 10/2・10/8 15:00開始
「響と絵で参加するコンサート」
Session・ ΗΧΟΣ [イホス]・ 響 セッション

シデロ イホス 原田和男 やまもとゆうすけ
ギター    沼上慎悟
ベース    大菅直也
会期中 ご来場の方に画廊で用意の画材で絵を描き造形 展示空間に参加していただく展覧会。