「まどろみの中で」
記憶、自分を作っているもの。
とある風景、写真や絵画を見て、偶然耳にしたメロディで、ふと思い出すことがある時、既にその場にいる自分ではなく、遠い記憶の中を浮遊しているかのように思える。
私が被写体にする「光」は、いつ見たのか憶えていないが、確かに自分の中にある「あの時の光」なのだと思う。
そんな光に出会うと様々な思い出が巡り、それを頭の中でグルグルさせながら、シャッターを切っている自分がいる。
とある風景、写真や絵画を見て、偶然耳にしたメロディで、ふと思い出すことがある時、既にその場にいる自分ではなく、遠い記憶の中を浮遊しているかのように思える。
私が被写体にする「光」は、いつ見たのか憶えていないが、確かに自分の中にある「あの時の光」なのだと思う。
そんな光に出会うと様々な思い出が巡り、それを頭の中でグルグルさせながら、シャッターを切っている自分がいる。
服部知佳
写真作家
愛知県出身
父親からカメラを譲り受けたことがきっかけで、文化センターの写真教室受講、その講師の主宰するワークショップに所属し、作品作りを始める。
レンズが創り出す世界に魅かれ、何か想像させるもの、切り取り方で印象や見え方が変わる、別のモノに見えてくることで、何か心に引っ掛かる、記憶を呼び覚ますような作品を撮りたいと、グループ展、個展で作品発表を続けている。
2014年、女性写真作家グループtonesに参加し、新たな活動を広げている。
<作品展>
個展
- 2010
- moani〜風が運ぶもの NADAR/SHIBUYA
- 2011
- 夏色時間 SPACE‐K代官山
- 2013
- 残照 Roonee 247 Photography
- 2007
- PENTAX PHOTO TREC ノリタケの森ギャラリー
- 2009
- テーマ展「音」 NADAR/SHIBUYA
- 2012
- シモベーズ写真展「山手線一周しちゃいました。」 NADAR/TOKYO
- 2014
- 七宝焼と写真のコラボレーション「香る黒南風〜過ぎし空」 SPACE‐K代官山