野口優子個展 「しんしつ第一夜」

2016年 5/31(火)ー6/5(日)12:00-19:00 (最終日17:00まで)

1985年 東京生まれ

2007年 
早稲田大学第一文学部総合人文学科ロシア語ロシア文化専修卒業
2009年 
武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻芸術文化コース修了

私は、痛みを見るために絵を描いています。
コンピューターの「ペイント」を使ってマウスで描きます。
マウスで描くことは不自由や苦痛を伴いますが、
その痛みやもどかしさも、私にとって大切な感覚です。

元々はペンタブレットやスキャナーなどがない中で、
絵をインターネットで公開したいという想いから生み出した方法でした。
今は、描く時の感覚も含めて私の表現に欠かせない手法です。

描き続けて十年の時が経つ節目の年に、「しんしつ」を開きます。

「しんしつ」とは「寝室」であり、「心室」でもある、私の心の部屋です。

これから私は作家として制作し、自らの展示を行う
作家と学芸員を合わせた職をつくり、生きていきます。
これが私の初めての仕事です。
「しんしつ」の最初の夜を是非ご覧ください。

お待ちしています。


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