東京工芸大学 圓井研究室 作品展
雰囲気の美学

2019年 8/6(火)~8/11(日)
12:00~19:00 最終日 17:00迄


展覧会中のブログ


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 私たちが写真に撮りたいと思うのは、今目の前にあるけれども、もう二度と立ち会うことができないにちがいない出来事です。しかしそれは、色やカタチというよりも、むしろそこにあった雰囲気なのではないか。

 このことに思いいたった私たちは、では視覚に訴えることしかできない写真をもちいることで、視覚を越えた経験であるはずの雰囲気を他人に本当に伝えることができるのか、と自らに問うことにしました。


圓井義典 略歴
1973年大阪生まれ。1996年東京藝術大学美術学部デザイン科卒業。1997年東京綜合写真専門学校研究科修了。2011年より東京工芸大学芸術学部写真学科准教授。主な展覧会に「点-閃光」PGI (2016年)、「光をあつめる」フォト・ギャラリー・インターナショナル(以下P.G.I.)(2011年)、「海岸線を歩く—喜屋武から摩文仁まで」P.G.I.(2008年)、「沖縄・プリズム 1872-2008」東京国立近代美術館(2008年)など、個展、グループ展多数。写真集に「圓井義典 2000-2010」(2010)がある。

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大坂紗代
日々生きていく中で、好きだなと思う事象を忘れないように写真を撮っています。

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笹川遥平
私の中にあるパズル。最後の一つがはまった刹那に写真を撮る、それでもパズルは完成しないまま。

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白鳥友紀子
わたしにとって写真とは、そこに残された景色の断片のうちに、過去のわたしがなにを見ようとしていたのかを識るための手がかりです。

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