長谷川麻衣子 展ーUnlabel:Unravelー
第5回 Derby展 平面の部 オーディエンス賞
7月18日(火)~7月24日(月)会期中無休
12:00ー19:00(最終日17:00まで)
12:00ー19:00(最終日17:00まで)
1982 岐阜県生まれ
主な展示歴
2016 Maiko Hasegawa; Paintings / Waage Fine Arts Gallery
(ファーガスフォール、ミネソタ)
ダービー展 / Gallery KINGYO (文京区、東京)
2014 Art Kudos International Juried Art Competition & Exhibition
(オンライン)
2010 It / John A. Day Gallery (バーミリオン、サウスダコタ)
2009 Assume Nothing(National Juried Exhibit)
/ Union Street Gallery (シカゴハイツ、シカゴ)
2010 サウスダコタ大学 / ファインアーツ、絵画専攻 修士号
展覧会中のブログ








自分の作るものを振り返ると、空や山に近い場所で育ったことからくる色や形が見えることが多いですが、それは外側からの描写ではなく、体に沁み込んでしまった風景です。
たとえば、開けた場所を目の前にして感じた静けさを自分の中に留めたくて、足元に落ちてていた石を拾って帰り引出しの奥に仕舞っておくようなことを、作ることを通してしています。わたしの中に居座った自然や思い出に形づくられた感覚を使って、些細でも、置き去りにしたくないことを作品にしています。
今展示の一部には、祖父母の遺したもの(撮った写真や手仕事に関係するものなど)を用いて、タイムラグのある共同作業をするような感じで作ったものもあります。人の触れたものには必ずその痕跡が指紋のように残るようで、その不思議さにいつも心を掴まれます。
(長谷川 麻衣子)