写真展【朝の輝き・夜の安らぎ】


2022年 11/8 (火) ー11/13 (日)
12:00~19:00 最終日17:00迄


写真展【朝の輝き・夜の安らぎ】
acubi.xxx・阿部尊美・穴吹有希・入野陽子・木村瞳・新家加奈・早乙女ボブ・つゆきようすけ・服部知佳・花輪奈穂・畠山美樹・原憲太郎・ 広瀬美佳・山岸俊之

展覧会中のブログ


221110-a.jpg



221110-b.jpg



阿部尊美
221110-f.jpg
朝の輝き


221110-1.jpg
夜の安らぎ

インクジェットプリント ¥7,700(写真のみ)
¥11,000(写真+マット)¥22,000(写真+マット+フレーム)

誰にも等しく訪れる朝の光
目覚め 1日を過ごしに出発する
トンネルを潜り抜けると
様々なシステムが入り乱れ格付けされた世界
忘れかけていたその椅子の場所を思い出す
夕暮れ 喧噪を潜り抜け 
寝床に帰るその夜には
野火がくすぶるように 
その名残が残滓となって
かすかな音をたてるのである


穴吹有希
221111-4.jpg



221111-5.jpg
2022年
インクジェットプリント 和紙・金属箔
額 込みで  ¥44,000 

和紙から透けて見える金箔や銀箔により、光の揺らぎについてアプローチした作品です。


入野陽子
221111-8.jpg
2022
サイアノタイプ
¥20,000
宇宙からの太陽の光を、地球の大気の中で紡ぎ汲む。雨の夜も雲の朝も。



木村瞳
221110-9.jpg

インクジェット・プリント
朝「信じることのレッスン#7」


221110-11.jpg 
夜「信じることのレッスン♯8」
各 ¥10,340 エディション30


“家の中にこもるようになってから月光浴に興味を持った。
月の光には邪気を追い払うとかネガティブな感情やエネルギーを洗い流す浄化の力があるらしい。
私はそれを信じてみようと思った。”

今まで当たり前だと思っていた世界がガラガラと崩れていくような感覚がしたこのコロナ禍で、なぜだか私は月光やパワーストーンの力を信じてみようと思いました。
それは、目に見えないものを信じてみることが、これからを信じて生きていくために、信じる力を取り戻すために、私にとって必要なことであったからなのだと思います。



新家加奈
2022年
デジタル
221108-2.jpg
朝 微笑んで


221108-1.jpg
夜 帰路
インクジット
各¥20,000

犬島と言う島に行った。
花も海も人も清々しかった。
道端の花も優しく、微笑んでいた。

いつもの道が、青く塗り直される様に
変化していく、日々。


早乙女ボブ
水辺の町

221110-5.jpg



221110-7.jpg
2022年
写真、インクジェット
各¥20,000(額込み)


水冬町       

とうめい
だいだい
きもちは
しかく
あたりまえの
ひかりたちに
あっけなく
うたれてしまう

 まるでもう
 しにたくなって
 まぶた
 などなど
 ふさいでしまえ

にげて
はてまで
まちぬけて
こがらし
あめだま
みずのきわ


つゆきようすけ

2022
インクジェットプリント
シートのみ ¥12000 送料込み
やすらぎのなかでまってる
221110-6.jpg

かがやきからうまれる
221110-4.jpg

うまれたときのこと。おなかのなかはしずかで、でてくるときはまぶしかった。
なにかをむこうからもってきたか、なにかをつぎにもっていけるのか。一度、まっさらになるのか。それは朝と夜ににている。くりかえす。
写真をとるときに感じる、頭が真空状態になる感覚は、何層にもかさなったむこうといくえにも重なってつながっている気がする。まえのまえ、そのまたずっとまえ。これからの未来。近しい毎日も同じようだ。
まだまだいろんなものが邪魔している。そういうものがみんななくなって、もうすこしクリアにいろいろ思い出せたらとおもう。


服部知佳
221111-3.jpg



221111-2.jpg
インクジェットプリント
各¥5,000

朝、最初のルーティーンは、カーテンを開けること。
そして、まだピントの合わない眼で、窓に射し込む朝陽を見ている。
それが癒しでもあり、時にはパワーをもらっていると思う。
夜、静まりかえった窓の外を、何も考えることもなくずーっと見ている。
そうしていることが、何となく1日をリセットしてくれるような気がしている。


花輪奈穂

「おはよう、」
221110-10.jpg

「おやすみ、」
 ミクストメディア(OHPフィルムにインクジェットプリント、樹脂、鏡)
 朝・夜ともに ¥16,500
221110-8.jpg

「おはよう、」はまどろみからの目覚め、「おやすみ、」は夢の中へのいざないをテーマとしました。はっきりと覚醒した視認の手前の、曖昧な意識下の部分を可視化できないか試みています。

畠山美樹
221111-10.jpg



221111-7.jpg
2022年
サイアノタイプ
シート 各 ¥4,000

朝と夜は、ほとんどの場合家で迎えることが多いと思います。
日常の生活の中で感じた、日々の輝きと安らぎを撮影しました。


原憲太郎
221110-3.jpg

2022年
インクジェットプリント ¥ 9000
「美しい紅茶には神様が住んでいるある朝ふいに信じたくなる 杉崎恒夫」


221110-2.jpg

インジェットプリント ¥ 9000
「東の野にかぎろひの立つ見えてかへり見すれば月傾きぬ 柿本人麻呂」


広瀬美佳221110-g.jpg
光に向かって

221110-d.jpg
光に向かって
写真 2022.10
各 ¥ 20,000

朝が来て、夜に向かっていく

日々、似たような時間のなかで
一瞬の時を感じ、
わたしは光に向かっていく

何も考えず、
ただ光に向かって写真を撮り続ける



山岸俊之
車窓 03/01 AM 7:00
221111-1.jpg
しののめごとに うまれけむ
2022/11
和紙にインクジェットプリント( 顔料 )
¥18,000 額装とも


車窓 07/31 PM 7:00
221111-6.jpg
ゆうぐれしずかにいのりせん
2022/11
和紙にインクジェットプリント( 顔料 )
¥18,000 額装とも



acubi.xxx・
221111-11.jpg
朝 m & d_her hands


221111-9.jpg
2022年
夜 m & d_my time
インクジェットプリント
各¥38,000-


朝に輝く太陽の彼女は
愛情だらけで きらきら 
月に照らされる夜のわたしは
解き放たれて 
ゆらゆら ふらふら

そんなふたりの関係を作品にしました